若菜 監禁される

若菜は淫夢を見て、下着どころかスカートまで愛液で濡らしてしまった。
とりあえず若菜はトイレに行き、股間を拭き、これ以上染みが広がらないようにした。
幸い紺のスカートは良く見ないと染みがあるのに気付かない程度だったが、下着にははっきりと分かる染みが付いてしまっていた。
(このまま、またあいつらに…)
どうせあいつらはこの下着をネタに若菜を辱めるに違いない。
そう思うと口惜しかった。

しばらくすると先生が帰ってきた。
「どうしたの?」
そう聞かれた若菜は
「ちょっと気分が悪いので休ませてください」
と答えた。
先生は
「暑いし、あまり無理しない方が良いわよ」
そう言って若菜を休ませてくれた。

そして放課後になった。
若菜は約束通り教えられた番号に連絡する。
「あっ、あの、若菜です。今学校終わりました」
「そうか、じゃあ、ブラとパンティを脱いで校門の前で待っていろ。脱いだ下着もちゃんと持ってろよ」
「あっ、あのっ…」
若菜は何かを言おうとしたが
「プツッ、プー、プー、プー…」
電話は切れていた。
(仕方が無いわ)
若菜は言われた通りに下着を脱ぎ、学校に来る時に入れてきた袋に入れた。
夏の暑い日でも下着を着けていないとスースーして違和感がある。
それに夏服を着ているのでノーブラだと普通に見るとかなり良く分かる。
しかし命令に背くわけには行かず、若菜はそのまま校門の前に立つ。
もうほとんどの生徒が帰っていて校門を通る人影はまばらだ。
それでも人は通る。
(知り合いに会いませんように)
若菜はそう願いながらさらに連絡が来るのを待った。
「おっす、若菜大丈夫?」
若菜が途中で保健室に行ったのを知っている友人が通りかかり若菜に声をかける。
「あっ、うん。大丈夫だよ。バイバイ」
若菜が近づいてくる友人を制止するように若菜はそう言うと友人に手を振った。
「うん、じゃあまた来週ね」
その友人はそう言うと若菜から遠ざかり学校を出て駅への道へ向かった。
(ふぅ…)
若菜は安堵の溜息を漏らす。
若菜はたったそれだけで胸がドキドキしていた。
そして股間が熱くなっていた。
(あっ、感じてる)
若菜には自分でもそれが十分良く分かったし、それがとてつもなく恥ずかしかった。
その間もチラホラと人が通る。
若菜は足をクッと閉じ、胸の前で鞄を抱くようにし、顔を真っ赤にして恥ずかしそうに連絡が来るのを待っている。
10分ほどして携帯が鳴った。
「もしもし」
若菜が出ると
「鞄を足の間に置いて。胸を隠すな。次に連絡するまでずっとそこにいろ」
そう言うとまたすぐに電話が切れた。
どこからか見ているのだろうか男は若菜が胸を隠しているのを見て、それを止めるように言ってきたのだ。
(そ、そんな…)
胸を隠さなければ白い制服に透けてブラジャーを付けていないので分かってしまう。
(でも、逆らうわけにはいかない)
若菜は観念して言われる通りに鞄を下に置き、手も胸の前からどけた。
(こ、こんな格好で…)
暑い中に立っているせいで結構汗をかいている。
自分で胸を見ても制服の上からノーブラなのが良く分かる。
それでも若菜は写真を撒かれる恐怖から胸を隠す事が出来なかった。
「おっす、若菜。大丈夫か?」
間の悪い事に同じクラスの中山という男の子が若菜に声をかける。
「あっ、中山君。うん、大丈夫だよ」
驚いた若菜は先ほどの友人のように追い払うように返事をする事ができなかった。
「だけど、何だか顔色悪いぞ」
そう言って中山は若菜に近づいてくる。
「そ、そんな事無いって、暑いからちょっと火照ってるだけよ」
若菜がそう言って僅かに後ずさりする。
しかし中山はさらに若菜に近づく。
「じゃあ良いんだけど…。仕事大変だろうけど頑張れよ。じゃあな」
そう言って中山は若菜に手を振って帰って行く。
(気付かれたかな?)
若菜は中山の視線が一瞬自分の胸に来た気がして異常にドキドキしていた。
そして若菜の火照りはより増していた。
「暑いなぁ…」
若菜が手で顔を扇ぐようにする。
「あっ…」
胸の頂きから甘い快感が若菜の全身に広がる。
いつの間にか乳首が勃起して手を動かせた拍子に制服に擦れていた。
若菜はそれを隠す為に自然と前かがみになる。
プルルルルル
また電話が鳴った。
「もっと堂々と胸を張って立っているんだ」
それだけで電話は切れた。
(ど、どこから見ているの?)
若菜はあたりを見回した。
しかしそれらしい物も人もいない。
(もしかして、ハッタリかな?)
そう思った若菜はそのままにしていた。
すると
プルルルルル
また電話が鳴る。
「早くしろ、さもないと分かってるな?」
そう言って電話は切れた。
(やっぱり見られている)
そう悟った若菜は仕方なく胸を張る。
「あっ…」
乳首が制服に擦れ、軽い電撃のような刺激が乳首から沸き広がる。
さらに制服の上からでも乳首が勃起しているのが分かるくらい透けている。
(こ、こんなのって…)
若菜は今まで以上に羞恥に顔を染める。
さらに
プルルルルル
また電話が鳴る。
「もう少しで黒いワゴンが迎えに行く。素通りするから後を付いて走って来い」
電話はまたもや一方的に切れた。
電話の指示の通り、しばらくすると黒いワゴンが校門の前を通ると、少し速度を落として少し先の角で止まった。
(あれかな?)
若菜がその車に近づくと車は丁度若菜が軽く走るくらいの速さで動き出した。
「あっ、ちょっ、ちょっと…」
若菜もそれを追って走り出す。
「あぁんっ…」
走ると乳首が擦れる。それにスカートが捲れて股間が見えそうになる。
若菜がそれらを気遣って走る速さを緩めると、車も速度を落とす。
(もう少しで追いつく)
そう思っていると、また車が走り出した。
「あっ、ちょっと、待ってよ」
若菜がそう呟きながらまたゆっくりと走る。
そして車がまた止まる。
それが何回か繰り返された。
プルルルルル
また電話が鳴った。
「ふざけてるのか?もっと速く走れるだろ。早く追いつかないともっと恥ずかしい目に遭わせるぞ」
またすぐに電話が切れた。
(これ以上何をされると言うの?!)
そう思いながらもそれが恐ろしくて若菜は懸命に走る。
しかし、車も微妙に速度を調節し、追いつきそうで追いつけない距離を保つ。
「も、もうっ、いつまで、走れば良いのよ」
若菜は汗だくになっていた。
汗でスケスケになった制服は乳首に擦れまくり、その乳首が痛いくらいに勃起している。
さらにスカートは走るたびに捲れ、若菜の白い足が太腿の付け根近くまで見える。
その車は500メートルほど走るとやっと止まった。
ガラッと後ろのドアがスライドして開く。
「まあ、良いだろう。乗れ」
あの男がいた。
若菜は大人しくそれに従い、車に乗る。
「これをつけていろ」
そう言って男が若菜にアイマスクとヘッドフォンを渡す。
「はい」
若菜はそう答えるとそれらを装着する。
さらに男が若菜に手錠をすると手錠につけた縄を車の天井にある丸いリングに結ぶ。
そうされると若菜は脇をさらす形で手を固定される事になってしまう。
「じゃあ、行こうか」
男が運転している男に命じると車は発進した。
車が動くと同時にヘッドフォンから音が聞こえてきた。
「お、おねがいです、いかせてください」
若菜の声だった。
今朝痴漢された時のものだろう。
それが何度もリピートされる。
しばらくすると声が変わる。
「あぁっ、いっ、いくぅっ、いっちゃう」
今度は若菜が絶頂を迎えさせられた時のものだった。
それも何度か繰り返されると今度は次に若菜が絶頂を迎えさせられた時のものになる。
それらが大音量で若菜の耳に付けられたヘッドフォンから聞こえてくる。
若菜は最初の内はそれがとても恥ずかしかったが、いつの間にか自分がそう言う状況にあるかのように感じてきてしまっていた。
それにさっきまで恥ずかしい格好で校門の前で待たされたり、走らされたりしたせいで乳首は擦れ、恥ずかしさで感じていたせいで気持ちは結構昂ぶっていた。
そこへ自分のいやらしい声を聞かされたのだ。
「これから自分が何をされるのか?」
その想像も若菜の気持ちを昂ぶらせる助けとなっていた。
若菜は徐々にいやらしい気持ちになっていっていた。
手は手錠で固定されているので使う事は出来ない。
若菜は腰をモジモジと動かしてその疼きを和らげる事しか出来なかった。
しかしそれでは疼きは大して収まらない。
男もそれを分かっているのか若菜の好きなようにさせている。
30分ほど経っただろうか。
相変わらずヘッドフォンからは若菜の卑猥な声が聞こえていた。
「よし、ついたぞ」
男はそう言って若菜の手錠についた縄を輪から外す。
そしてヘッドホンとアイマスクも外した。
「こっ、ここは?」
若菜は車の窓越しに外を見るがどこかの駐車場のようで、そこがどこかは全く見当がつかなかった。

若菜、監禁される 序 終わり


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