監禁教室

(1)


「それじゃあ、試験はじめ」

 萩原が言うと最前列に座った香織は解答を始めた。カリカリカリ鉛筆の心地良い音が教室に響く。

 しかしその音は一人分だけだ。香織の横と後ろに座った小沢と近藤の二人はやる気なく問題用紙とにらめっこをしている。そして試験官の萩原はトイレにでも行くのか教室を出た。

 するとそれを見た小沢達は机の中から参考書を取り出しカンニングを始めた。

(この人達、なにやってんの!!!)

怒りを伴った感情で香織は横の小沢をかすめ見た。すると香織と目の合った小沢はニコッと微笑んだ。

(何こいつ!!!)

そう思った香織はそれを無視しプイッと正面を向くと自分の問題に向かい回答を再開した。

しばらくすると、参考書を見て分かったのか小沢達は参考書を机の中にしまった。それでも解答欄が埋まらなかったらしく、香織の解答用紙をも覗きはじめた。

(何見てんのよ!!!)

香織は自分の答案を隠すように回答を続ける。

「おい、ちょっとだけで良いから見せろよ」

そう囁きながら近藤が後ろから香織の手を広げる。

(ったく、バカのクセに厚かましいんだから!!!)

「もう!!!止めてよ」

自分の手をつかむ近藤の手を払うようにすると勢いあまってその手が近藤の顔面に直撃してしまった。

「痛っ!!!」

近藤が叫ぶが香織はそれを無視して回答を続ける。

「何すんねん!!!」

そう言って近藤が後ろから香織を羽交い絞めにした。

「ちょっと、何すんの止めてよ」

そう言う香織を無視するように近藤がそのまま香織を自分の机の上に引き倒した。

「お前、俺らが頭悪いと思ってバカにしとんのやろ。痛い目にあわしたるわい」

そう言って小沢が香織の制服の上着を捲り上げブラジャーを露にする。

「キャッ!!!」

香織は叫ぶが二人は動じない。

「やっぱ、頭の良いお嬢さんは肌が綺麗やな」

そう言いながら近藤が香織の肌をさすりながら、ブラジャーを上にめくり露になった乳首を舐める。香織は

「いや!止めて!!」

と叫ぶが二人はさらに手を進める。

「うるさいな。乳首はこんなに立っとるで。感じてるんとちゃうんか?」

そう言いながら小沢はスカートを捲り、片方の手を太腿に添わせながら、余った手でパンティーの上から香織の股間をさする。

「やっぱりいきなりやったら濡れへんな」

そう言いながら小沢はパンティー越しに指を股間の溝に往復させる。

「ちょっと、気持ち悪いやんか。やめて」

股間をさすられて恥ずかしがる香織が足をバタバタさせてもがくとその足が小沢の膝のあたりにヒットした。

「痛いな。こら調子乗っとったら痛い目に遭わすぞこら」

そう言って小沢が香織の頬をビンタした。

「痛っ!!!そっちこそええ加減にしとかんと、もうすぐ先生が戻ってくるで」

香織が言い返すと、ちょうどそこへ萩原が帰ってきた。

「あっ、先生。助けて」

香織が安堵したように言う。しかし萩原はそれを見ても動じる様子もなくドアの鍵を閉めた。

「香織。今この校舎の中には俺達以外には誰もおれへんのや、叫んでも無駄やで。鍵も閉めたし」

そう言って萩原はポケットからカッターナイフを取り出し、香織に近づいてくる。

(えっ、どういう事?)

香織はまだ気づいていなかった。萩原もグルなのだ。

「先生、お先いただいてます」

そう言って小沢が萩原に場所を譲った。

「香織は成績は良いけど、こっちの成績はどないやろな」

そう言って萩原がカッターの刃を引き出すと、小沢は香織の足を持ち股を大きく広げさせた。

「ちょっと、先生、止めて下さい」

香織が言うと

「ふふふ、今さらやめられんだろ。香織がチクらんと言う保証も無いしな」

そう言って萩原が香織のパンティーに刃を近づける。

「動いたら、肉も切れてしまうで」

そう言われ香織は大人しく切られるしかなかった。萩原は香織のパンティーの中央に縦に切れ目を入れるとあそこと肛門が見えるようにした。

「香織は毛が薄いな。あそこも肛門もよく見えるで。でもあそこの発育はイマイチやな。全然濡れてへんやないか」

そう言って萩原は小沢が持ってきたボールペンを香織の肛門に突き立てた。

「あんっ」

思わず香織が声を出した。勿論感じているわけではない。乾いた肛門に突然ボールペンが入れられ痛みが走ったからだ。さらに萩原は

「こっちにはこいつだ」

そう言ってホワイトボード用のマジックを香織のあそこに突き刺した。

「痛っ!!!」

香織は処女では無かったが、経験は一度しかなかった。初体験は相手も初めてで、痛いだけで、それ以来セックスに興味を示さなかったのだ。この叫びは肛門に突き刺された時のものと同様のものであった。

「痛いだろ。でもこれは濡れていないお前が悪いんやぞ。こっちの勉強はあんまりしてへんやろ。今日はみっちり教えたるから楽しみにしとれよ。時間はたっぷりあんねんからな」

そう言って萩原は香織をあおむけに机の上に寝かせた。

香織は驚きと屈辱で涙を流していたが反抗はできなかった。今まで何不自由なく育てられ、自分に歯向かう者などいなかった。その香織が男達に無理矢理押さえつけられ、淫らな行為をされようとしているのである。どうして良いのか分からなかったのである。萩原はズボンを下ろすとトランクスの隙間から自分のものを取り出した

「それじゃあ、とりあえずこれを舐めるんや」

そう言って口の前に突きつけられたものを香織は無意識の防衛本能からだろうか素直に舐めた。

「んんっ、気持ちええわ」

その萩原の声と共にものが大きく膨らんだ。そして萩原はそれを香織の口にそれをねじ込むように入れた。

「んぐぐぐっ」

突然口が塞がれ香織はむせそうになった。しかし萩原はそれをさらにねじ込んでくる。

(苦しい…)

それを察したのか萩原がそれを抜いた。


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